Technics SP−10MKUa. 12台目修理記録
梱包はこちらを参考  2024/8/27持込  9/25完成 
寸評 Technics SP−10MKUaはカスタムIC使用。
    現在工房手持在庫3組(2024/12/21.現在)。 
    機械的な消耗品は軸ですので、注油を忘れずにする事。
A. 修理前の状況
  • 33回転制御不能で高速回転。

B. 原因
  • 各部経年劣化。
    C-MOS カスタムIC交換。
C. 修理状況
D. 使用部品
  • 半固定VR           8個。
    フイルム・コンデンサー    9個。
    電解コンデンサー       35個。
    カスタムIC          3個。
    制御リレー      3個。
E. 調整・測定

F. 修理費   110,000円 オーバーホール修理。

M. モーター修理

Y. ユーザー宅の設置状況

S. Technics SP−10mkU の仕様(マニアルより)

A. 修理前の状況。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
A11. 点検中 点検中 上から見る。
A12. 点検中 ターンテーブルを外し、上から見る
A13. 点検中 前から見る
A14. 点検中 前右から見る
A15. 点検中 後から見る
A16. 点検中 後左から見る
A21. 点検中 下から見る
A22. 点検中 下前から見る
A23. 点検中 下前左から見る
A24. 点検中 下後から見る
A25. 点検中 下後右から見る
A31. 点検中 ターンテーブル。
A32. 点検中 ターンテーブル裏。
A41. 点検中 下蓋を取り、下から見る、 新しいバージョン。
A42. 点検中 下蓋裏の埃等。
A61. 点検中 電源部 上から見る
A62. 点検中 電源部 前から見る
A63. 点検中 電源部 前右から見る
A64. 点検中 電源部 後から見る
A65. 点検中 電源部 後左から見る
A71. 点検中 電源部 下から見る
A72. 点検中 電源部 下前から見る
A73. 点検中 電源部 下前左から見る
A74. 点検中 電源部 下後から見る
A75. 点検中 電源部 下後右から見る
A81. 点検中 電源部、 ケースを取り、上から見る
A82. 点検中 電源部、 ケースを取り、右から見る
A83. 点検中 電源部、 ケースを取り、左から見る
C. 修理状況。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
C10. 修理中 電源、基板を取り外したところ。
C11. 修理前 電源定電圧基板
C112. 修理前 電源定電圧基板、電解コンデンサーの液漏れ跡
C12. 修理後 電源定電圧基板 電解コンデンサー7個、半固定VR2個交換
C13. 修理前 電源定電圧基板裏
C14. 修理(半田補正)後 電源定電圧基板裏。全ハンダをやり直す。フイルムコンデンサー2個追加。
C15. 完成電源定電圧基板裏。 余分なフラックスを落として洗浄し、コート液を塗る。
C21. 修理後 電源ヒューズ基板
C22. 修理前 電源ヒューズ基板裏
C23. 修理(半田補正)後 電源ヒューズ基板裏。全ハンダをやり直す。
C24. 完成電源ヒューズ基板裏。 余分なフラックスを落として洗浄し、コート液を塗る。
C31. 修理中 電源コネクター、点検・補修
C40. 修理中 基板を外した躯体。
C41. 修理前 基板
C42. 修理後 基板 電解コンデンサー24個、リードリレー3個、半固定VR6個、カスタマIC3個、フイルムコンデンサー個7交換
C44. 修理前 基板裏
C45. 修理(半田補正)後 基板裏。全ハンダをやり直す。
C46. 完成基板裏。 余分なフラックスを落として洗浄し、コート液を塗る。
C51. 修理前 駆動TR(トランジスター)基板
C52. 修理前 駆動TR(トランジスター)基板裏。
C53. 修理(半田補正)後 駆動TR(トランジスター)基板裏。全ハンダをやり直す。
C54. 完成駆動TR(トランジスター)基板裏。 余分なフラックスを落として洗浄し、コート液を塗る。
C61. 修理中 操作SW
C62. 修理(清掃)前 操作SWの速度切換部
C63. 修理(清掃)後 操作SWの速度切換部
C64. 修理前 操作SW裏側
C65. 修理(半田補正)後  操作SW裏。全ハンダをやり直す。
C66. 完成操作SW裏。
C67. 修理前 SW基板
C68. 修理前 SW基板裏
C69. 修理(半田補正)後  SW基板裏。全ハンダをやり直す。
C6A. 完成SW基板裏。 余分なフラックスを落として洗浄し、コート液を塗る。
C71. 修理(清掃)中  ストロボ部分解・点検・清掃。
C72. 修理(清掃)後  ストロボ部分、 ストロボ発光管(ネオン管)はまだ十分綺麗。
C81. 修理中 メカニカルブレーキ。 メカ部を長持ちさせる為に、弱めに設定。
C91. 交換部品
CA1. 修理前 下から見る
CA2. 修理後 下から見る
CA3. 修理前 電源部
CA4. 修理後 電源部
CA5. 修理前 電源部を右から見る
CA6. 修理後 電源部を右から見る
CA7. 修理前 電源部を左から見る
CA8. 修理後 電源部を左から見る
E. 調整・測定。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
E1. 測定・調整  
E21. PLL−33回転(ロック)。
E22. PLL−45回転(ロック)。
E23. PLL−78回転(ロック)。
E31. 33回転。
E32. 45回転。
E33. 78回転。
E41. ストロボで点検、33回転。
E42. ストロボで点検、45回転。
E43. ストロボで点検、78回転。
M. モーター修理。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
M11. 修理前 モータを取出す。
M12. 修理前 モータを取出す。
M21. 修理前 モータ固定子。
M22. 修理中 モータ固定子軸受け。オイル切れでキズ有り。
M23. 修理中 モータ固定子軸受け、反対側。オイル切れでキズ有り。
M31. 修理中 FG−コイル点検中、異常なし。 
M41. 修理前 モータ回転子裏、表面に少し赤いサビが発生している。
M42. 修理後 モータ回転子裏。 今後の為、錆止めを軽く塗布する。
M43. 修理前 モータ回転子裏、反対側。表面に赤いサビが発生している。
M44. 修理後 モータ回転子裏、反対側。 今後の為、錆止めを軽く塗布する。
M51. 修理前 FG−コア。
M52. 修理後 FG−コア。 今後の為、錆止めを軽く塗布する。
M53. 修理前 FG−コア、反対側。
M54. 修理後 FG−コア、反対側。 今後の為、錆止めを軽く塗布する。
M61. 修理前 固定子巻線基板裏。
M62. 修理後 固定子巻線基板裏。
M63. 完成固定子巻線基板裏。 余分なフラックスを落として洗浄し、コート液を塗る。
M64. 修理前 アマチュアコイルの引き出し線A2、 エナメル線の絶縁+レジスト液のみで!。
M65. 修理後 アマチュアコイルの引き出し線A2、拡大。
M66. 修理前 アマチュアコイルの引き出し線A3、 エナメル線の絶縁+レジスト液のみで!
M67. 修理後 アマチュアコイルの引き出し線A3、拡大。
M71. 修理前 モータ回転子。
M72. 修理前 モータ回転子下側軸。
M73. 修理中 回転子軸拡大して見る、 すこし擦れ跡があるが綺麗。
Y. ユーザー宅の設置状況。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
Y1. 設置状況、 正面から見る。
S.Technics SP−10mkU の仕様(マニアルより)
型式 ダイレクトドライブターンテーブル SP−10mkU
駆動形式 ダイレクトドライブ
駆動モーター ブラシレスDCモーター
制御方式 クォーツフェイズロックドコントロ−ル
ターンテーブル アルミダイカスト製 直径32.0cm,重量3.0kg
回転数 33 1/3,45,78.26rpm
起動トルク 6kg・cm
起動特性 0.25秒で定速回転(331/3rpm時)
負荷変動 5kg・cm以内、 0%
回転数偏差 ±0.002%以内
ワウ・フラッター 0.025%WRMS(JIS C5521)
SN比 78dB(IEC98A weighted)
電源 AC100V 50/60Hz
消費電力 16W
外形寸法 (本体)   幅386.5×高さ102.5×奥行368.5mm
(電源部) 幅110×高さ83.5×奥行370mm
重量 (本体)9.5kg。  (電源部)3.8kg
備考 プラグを差し込んだ状態ではさらに奥行85mmが必要
価格 ¥150,000(1976年頃)
                    10mk2-c2u
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